このページでは、ExcelのVBAをより有効に使うための、再利用可能なテクニックを紹介しています。特に焦点となるのは、1)マクロとデータの分離、2)委譲によるクラス実装の2つです。
VBおよびVBAはオブジェクト指向ながらクラスの継承ができず、VBAはインターフェースの継承すらできないため、いわゆる継承を用いたデザインパターンを適用することができません。しかし、実行時にバインディングされる汎用object型を活用することで、委譲を使うパターンは実現可能ですし、継承による多態化と同様の機能も実装できます。
このようなテクニックは、現在ではかなりトリッキーな使い方だという見方は否定できません。しかし、今後マイクロソフトの.NET構想が実現化されて、VBAが継承を取り入れたら、おそらくここで紹介するような考え方が必要になってくるのではないかな、と思います。ご参考になれば幸いです。
なお、このページの話題は、実際のテクニックの話を中心にして進んでいきます。VBAの基礎や、デザインパターンについては、他のホームページや本を参考にしていただけたらと思います。