XSLT2.0の感覚

Written byがいすと

1 はじめに

XSLT(eXtensible Stylesheet Language Transformation)は、あるテキスト文書を別形式のテキスト文書へ変換するロジックを記述するXML形式の言語です。1999年にXSLT1.0が策定され、現在までこれが用いられています。その後、これを拡張したXSLT1.1の策定作業が進みましたが廃止され、現在XSLT2.0の策定が進められています。今年4月30日にはW3Cのワーキングドラフトが発表され、正式な発表も近いものと思われます。

私は片手間にXSLTでちょいと遊んでいて、XSLT2.0には前から関心を持っていましたが、日本語のリソースがほとんど無いこともあって、まじめに調べてませんでした。最近、それなりに新しい機能の使える実装を入手し、少しXSLT2.0をいじくってみました。今回は、自分のメモもかねて、XSLT2.0の新機能について少し紹介したいと思います。

注:XSLT2.0は現在策定が進行中の規格ですので、仕様は今後変更される可能性があります。したがってここで紹介した機能が正式な規格とあわないことも考えられますのでご注意ください。

ソースコードはXSLTのバージョンによって、
  • 赤い文字=XSLT1.0
  • 青い文字=XSLT2.0
と色分けしてあります。